社長ブログ | TKプランニング

『TKパネル』の熱抵抗値は?

さあ、昨日の続きです。

この先、少々長くなりましたが

どうぞ最後まで、読んでください。

 

昨日の『熱伝導率』については

ご理解いただけましたか。

 

じゃ、いよいよ『熱抵抗値』に

ついてですが、その前に1つだけ。

 

日本は、北から南に長いため

気候の違いが大きいですよね。

なので、

5つの地域区分に分けられているんです。

その地域に応じて、必要な熱抵抗値が

定められています。

1   北海道

2   青森県・岩手県・秋田県

3   宮城県・山形県・福島県・栃木県・新潟県・長野県

4   茨城県から九州の大分県まで(東京とはココです)

5   宮崎県・鹿児島県

というように。

 

私たちが住んでいる東京とは「4」地域。

ただ、例外名町が1つあります。

奥多摩町です。

奥多摩町だけは「3」地域なんです。

 

覚えといてください。

東京都は「4」地域ですよ。

 

4地域の必要な熱抵抗値は、

屋根又は天井・・・・4.0(外断熱) 4.6(充填断熱)

壁・・・・・・・・・・・・・1.7(外断熱) 2.2(充填断熱)

床・・・・・・・・・・・・・2.5(外断熱) 3.3(充填断熱)

基礎・・・・・・・・・・・1.7

となっています。

ちなみに、この数値は「省エネ等級4」の

最高レベルのものです。

次世代省エネルギー基準です。

 

 

じゃ、

本題の『熱抵抗値』について。

わかりやすく言うと、熱の伝えにくさを

表す数値で、その数値が大きいほど

断熱性能が優れていることになります。

 

昨日、説明した『熱伝導率』とは逆ですね。

熱伝導率は、数値が小さい方が優れてますが、

熱抵抗値は、数値が大きい方が高性能です。

頭の中、ゴチャゴチャになってませんか。

大丈夫ですか、次に行きますよ。

 

その熱抵抗値の求め方について。

 

熱抵抗値は、

各断熱材の熱伝導率と、その厚さから求めます。

ですから、計算式は、

厚さ ÷ 熱伝導率  となります。

 

具体的に計算してみましょうか。

まずは「壁」から

「グラスウール10K」を使用した場合、

これは1番多く使われている断熱材です。

熱伝導率は、A-2区分の0.050です。

 

厚さ5センチを充填した場合の熱抵抗値は?

0.05m(厚さ) ÷ 0.050(熱伝導率)

1.0 ですね。

 

この数値じゃ、省エネ等級4の「2.2」には

はるかに及びません。

それじゃ、厚さを10センチで計算してみましょう。

0.10m ÷ 0.050 

2.0 です。

 

これでも届きません。

住宅用グラスウール10Kじゃ、

省エネ等級4は難しそうですね。

 

 

じゃ、別の断熱材では?

現場で吹き付ける「セルローズファイバー」

これはどうでしょうか。

熱伝導率は、0.040 です。

 

厚さ5センチで、

0.05 ÷ 0.040

1.25 じゃ、足りないね。

 

厚さ8センチで、

0.08 ÷ 0.040

2.0 まだ足りない。

 

厚さ9センチで、

0.09 ÷ 0.040

2.25 ギリギリ、クリアしました。

 

 

ウチの『TKパネル』いきましょう。

使用している断熱材は、

「高性能グラスウール16K」で

熱伝導率は、0.038 です。

厚さは10センチ。

 

0.10 ÷ 0.038

2.63

熱抵抗値 2.63 です。

 

省エネ等級4の「2.2」を

楽々クリアしてるんです。

DSCF4864.JPG

だから『TKパネル』は

耐震性能だけじゃなく

断熱性能にも優れた

商品なんです。